「片付け」のしつけについて

「またランドセル、開きっぱなし!きちんと閉めてしまって!」「読み終わった本は本棚に戻して!」私は今日も、そんなふうに声を荒げていいます。なぜなら子どもに、片付けの習慣をきちんと身に着けさせたいからです。
とはいえ、子どもは気ままなもの。家に帰ってきて手洗いうがいをしたら、まずオヤツを食べて好きなマンガを読みます。でも、習い事へ行く前に、学校の宿題を終わらせないとなりません。
「どうしてママは、いつもうるさいのー?」
子どもが、本や服を片付けながらそう尋ねてきました。
「君が片付けを覚えてくれないと、ママの仕事が増えるの。おうちがぐちゃぐちゃになってると勉強も進まないし。それから、片付けは小さいうちから教えないと覚えないからだよ!」
ママである私は、両親が共働きで忙しい家庭に育ちました。看護師だった母は夜勤などで疲れていることが多く、父がよく家事を手伝っていたのです。そんなわけで家は比較的、片付いていましたが、困ったのは一人暮らしをはじめてからです。
「家の片付け方が、わからない!」
一人暮らしになった数年間は、家を散らかし放題でした。一時はいわゆる汚部屋に近い状態だったと思います。「このままではいけない」と、本や雑誌を読んで片付けを学びましたが、きれいに片づけられるまでにかなり時間がかかったものです。
その経験から、片付けは、一長一短には覚えられないとよく知っています。だからこそ、自分の子どもには、小さなころから片付けを教えようと思い、実践しているのです。
「ほら、家を片付けてきれいな部屋にすると、気持ちよく勉強できたり、忘れていたおもちゃで遊べたりして良い感じでしょ?使ったものを元に戻すだけで、いいんだよ!」
「うーん、わかったよ」
一度、部屋が片付いた状態の気持ちよさを知ると、子どももその方が気分よく生活できるとわかるようです。
実母と違い、私の仕事はパートタイムです。その分、子どもの面倒をしっかりみなければなりません。明日も、明後日も、子どもにしっかり家の片付けをしつけていこうと思います。