甘えさせると過保護は違う

僕は二人の子をもつ保育士です。子どもに関わる仕事の代表格ですね(笑)
現在は二人とも小学生で、のびのびと学校に通っています。

保育と家庭育児は違うもので、仕事では割り切れていたことでも、家の中だと我慢できずに感情的になってしまうこともありました。
保育士としてはいかがなものかと思いますが、家庭にいれば一人の父親。そう、人間なんです。
そんな子育てと保育を経験した僕だからこそ感じたことがあります。

それは「甘えさせる」と「過保護」は違うということです。

親目線での記事になりますので、こう書かせていただきました。
では、どのように違うのかを書いていきたいと思います。

1、甘えるとは感情を素直に出すこと
子どもは、自分の感情を素直に出すものだと無意識に思っていませんか?
でも、それは環境によって大きく変わってきます。
素直に感情を出せるということは、とても良いことなんです。
もちろん、年齢が大きくなるにつれて、TPOを弁えたり自分の感情を抑える力がついてきます。
ですが、小さい頃、特に3歳ごろまでは自分の感情や思いをいかにして表現するかが課題となってきます。
1歳をすぎて、自分がやりたいことと相手がやりたいことがぶつかった時に、思いを表現出来ずに噛み付いてしまう。
これは、感情は出せているが表現が伴っていないことです。
なので、「こういう時は〇〇って言おうね」と場に応じた言葉を身につけられるように伝えていきます。
これが、言ってしまえば正常な流れです。

しかし、そうならない場合もあります。
それは、親が子どもの感情を抑えてしまう時です。
過剰に怒る、理不尽に体罰を受ける。
こう言った行動が繰り返されることで、子どもは自分の身を守ろうと感情を抑えてしまいます。
こうなると、一見親の言うことを聞く良い子に見えますが、心がどんどん歪んでいってしまいます。
特に小さい頃は、子どもの気持ちを受け止めてあげてください。
もちろん、出来ないこともあります。
そういう時は、「〇〇したかったんだね。じゃあ、これが終わったらやろうか」
など、一旦気持ちを受け止めてから違う案を出してあげてください。

2、過保護は親のエゴ
では、親が過保護になるとどうなるでしょう?
子どもの言うことをなんでも聞いて、好きなことをやらせてあげて、子どもが間違えないように丁寧に丁寧に道を作る。
一見素晴らしい親に見えます。
ですが、こう言ったことを繰り返すことは、先程の理不尽に怒る親と根本的に変わりません。
「自分の思った通りに子どもを動かしたい」
と言うエゴです。
こんなことをしていては、子どもは指示待ち人間になってしまい、自分で考え行動する力をつけられないまま社会に出てしまいます。
親はいつまでも子どもと一緒にいることは出来ません。
時には、子どもに考えさせ、失敗したらどう立ち直ったらいいかと言うことも一緒に考えていけるといいでしょう。

以上のことから、子どもとの距離感や、関わり方などもう一度考えてみてはいかがでしょうか。
もちろん、僕が書いたこと全てが正解ではありません。
子育てに正解はないんです。
子どもと親が一緒になって成長していく道を探すことこそ、今一番大切なことだと思います。

「片付け」のしつけについて

「またランドセル、開きっぱなし!きちんと閉めてしまって!」「読み終わった本は本棚に戻して!」私は今日も、そんなふうに声を荒げていいます。なぜなら子どもに、片付けの習慣をきちんと身に着けさせたいからです。
とはいえ、子どもは気ままなもの。家に帰ってきて手洗いうがいをしたら、まずオヤツを食べて好きなマンガを読みます。でも、習い事へ行く前に、学校の宿題を終わらせないとなりません。
「どうしてママは、いつもうるさいのー?」
子どもが、本や服を片付けながらそう尋ねてきました。
「君が片付けを覚えてくれないと、ママの仕事が増えるの。おうちがぐちゃぐちゃになってると勉強も進まないし。それから、片付けは小さいうちから教えないと覚えないからだよ!」
ママである私は、両親が共働きで忙しい家庭に育ちました。看護師だった母は夜勤などで疲れていることが多く、父がよく家事を手伝っていたのです。そんなわけで家は比較的、片付いていましたが、困ったのは一人暮らしをはじめてからです。
「家の片付け方が、わからない!」
一人暮らしになった数年間は、家を散らかし放題でした。一時はいわゆる汚部屋に近い状態だったと思います。「このままではいけない」と、本や雑誌を読んで片付けを学びましたが、きれいに片づけられるまでにかなり時間がかかったものです。
その経験から、片付けは、一長一短には覚えられないとよく知っています。だからこそ、自分の子どもには、小さなころから片付けを教えようと思い、実践しているのです。
「ほら、家を片付けてきれいな部屋にすると、気持ちよく勉強できたり、忘れていたおもちゃで遊べたりして良い感じでしょ?使ったものを元に戻すだけで、いいんだよ!」
「うーん、わかったよ」
一度、部屋が片付いた状態の気持ちよさを知ると、子どももその方が気分よく生活できるとわかるようです。
実母と違い、私の仕事はパートタイムです。その分、子どもの面倒をしっかりみなければなりません。明日も、明後日も、子どもにしっかり家の片付けをしつけていこうと思います。